点検パイロット

「常に最善のプランを考え、最悪の想定も頭に描き対処策を講じる」

H.T
  • ドローンパイロット歴6年
  • 無人ソリューション事業部
  1. 現在の仕事について教えてください

    楽天グループ株式会社で専任パイロットを務めています。
    主には点検や調査を目的とした撮影業務やドローン講習を行っています。

  2. いつ頃からドローンに興味を持ったのですか?

    まだドローンに対する法整備も整っていなかった頃です。
    近所で小学生くらいの子どもが道端で飛ばして遊んでいるのを見かけ、その子どもの真似をしてネットで即ポチッたのがドローンとの出会いです(笑)

  3. いつ頃からドローンを職にしたいと思ったのですか?

    いろいろな土地の景色を楽しめるドローン。これからもっと進化していくんだろうなと感じた新しい技術。
    自然とこれが私の仕事になれば楽しいなあと思いました。

  4. なぜドローンパイロットを目指しましたか?

    趣味として楽しんでいたドローンでしたが、一人ではわからないことも多く、本格的に学びたいと思い、仕事の傍ら専門学校に通い始めたころです。
    専門学校ではドローンに関わる様々なことが学べたこと以外に嬉しい事があり、多くのドローン仲間ができたことがモチベーションへとつながりました。

  5. 操縦士のやりがいは何ですか?

    新しいテクノロジーを駆使し、まだ誰もやったことのない領域を自らで切り開いていくという達成感があります。

  6. この仕事で大切にしていることは何ですか?

    事前準備です。
    ドローンはこれまでの点検・調査に使用してきた機材ではなく、場合によっては他人の命や財産を脅かすものにもなりうるのがドローンです。
    国土交通省や警察、関係者との事前のすり合わせや入念な下見、機材のメンテナンスや技術の向上が大切です。

  7. 心に残っているエピソードを教えてください

    今までドローンや新しいテクノロジーに明るくなかったお客さまに対して、綿密に準備を行い業務に取り組みました。
    その結果、成果物を納品した際にお客さまに非常に満足いただき、先方でのDX化を推進する一助になれた時はとても嬉しかったです。

  8. 何かチャレンジしてみたいことはありますか?

    個人的にドローンを活用した業務の中で3Dモデリングが盛り上がっています。
    災害大国日本において、それを使用して文化遺産を守ることは大切なことになっていくと思います。城や寺をデジタルヘリテージとして残すことで、災害後の復旧作業に活かしていただくことも可能で、遺産を後世のために当時の姿のまま残すことができます。
    これまでは撮影した写真や映像を納品することで業務が完了することが多かったですが、その先を見据え国内外問わず新しいソリューションを取り入れて、新しい価値を提供していきたいと思います。

  9. ドローンを操縦するうえで気を付けていることや、難しいと思っていることはありますか?

    ドローンパイロットとして大事なことはドローンの取り扱いに対して慎重であることです。
    常に最善のプランを考え、最悪の想定も頭に描き対処策を講じましょう。
    現場では普段とは違うわずかな変化でもすぐに感じとり、フライトの可否の決定をシビアに判断して実行します。事故が起きてからでは遅いからです。

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